国連をはじめとする海外と日本の「障害」の定義まとめ
ある施設利用者から言われた言葉が忘れられません。「…自分は障がい者と思っていない」今まさに乗っている車椅子や手足の動き、聞き取りやすいとは言えない滑舌とは裏腹なその言葉に僕は戸惑い、二の句が継げなくなるのでした。「障がい」や「障がい者」という言葉や概念について考えれば考えるほど、果たして彼を障がい者と名付けることは適切であるのか、はたまたどこか生きづらさを抱えている自分も障がい者と括られてもおかしくはないのではないかと混乱するばかりです。あなたがもし施設利用者から自分は障がい者ではないと言われたら、なんて返しますか?