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障がい者と一緒に笑うこと

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こんにちは!コグメロです!

先日、livedoor NEWS にこんな記事がありました。

障がい者をネタに笑うことができるか?

乙武洋匡氏の問いかけ

出典元;livedoorNEWS

(元ネタはAbemaTVの番組になります。)

障がい者自身が、あなたを笑わせたくて自虐ネタを披露したとき、あなたは笑えますか?というテーマです。

そもそも…

みなさんの施設では、笑いがありますか?

僕の施設で、笑顔が足りない!と法人の偉い人から指摘されたこともあります。
(…そんな余裕は、ありません。。。。。。。。(T ^ T))

ともすれば虐待だのコンプライアンスだの言われている福祉施設において、第三者を前にしては、笑うことをためらうことがあるかもしれません。

では、利用者と支援者の間柄ではどうでしょう。

記事や元ネタの番組内容とは少し状況は変わりますが…

目次

支援者だけが笑っている

特に生活介護施設など、うまく話せない利用者がいる現場で多く見受けられた状況です。

利用者をネタに、支援者たちだけが笑っている。

利用者がウケを狙って笑わせようとした訳ではなく、支援者が支援者を笑わせるために利用者をネタにして笑っている。

あるいは、他の支援員がそばにいることを確認して、支援員に笑って欲しくて聞こえよがしに利用者に通じない冗談を利用者に向けて声掛けする状況。
(知らずに僕もやっていました。)

それを非難してる訳ではなく、もちろん“何について”笑っているのかにもよりますが、利用者を置き去りにしているのではないかと気付いてしまったんです。

確かに、利用者と支援者で、知能や経験の差があれば、一緒に笑い合える共通の笑いの“ネタ”もないのかもしれませんが…

少なくとも利用者たちが笑ってくれる時間が増えていけばいいなあと思っています。

利用者を笑わせる目的

施設内において、利用者を笑わせようとするときって、元気付けるときです。

泣いていたり、落ち込んでいたりしていては、次に進まないからです。

次の行動へ移すために、意識を他に向けさせる、と言ってもいいかもしれません。

つまりは笑わせることが手段化してしまっているんですね。

その日の日課の円滑な遂行を目的として。

純粋に、笑わせるためだけに笑わせようとする時間も、余裕もないんです。(必要性もない⁉︎)

人を笑わせる技術

多分、知識や経験、年齢や時代、人種や文化で笑いのツボは異なると思います。

そして、利用者でも支援者でも、それぞれ笑いのツボは異なります。

意図的に人を笑わせようとすることは、それはもう技術ですよね。

人に活力を与えることが笑いなら、利用者に行動させることができるのも笑いです。

それは支援技術であり、支援者の才能だとも思います。

(人を笑わせることができるって才能ですよね。適切に笑いを取って、その場を和ませる人材は貴重だと思います。)

また、支援の基礎だとも言えるのではないでしょうか?

支援者は利用者に経験させ、その反応を観察する。

何に喜び、何に不満なのか、それを知ることでその利用者への支援が始まるのだと思います。


支援者と障がい者を応援しています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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「笑う」という文字のネオンサイン

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