こんにちは!コグメロです!
利用者さんが好きな飲みものって偏っていると思ったことはありませんか?
コーヒーやミルクティーが(異常に!)好まれていると思いませんか?
それはなぜなんでしょう?
僕が働いていた施設内の自動販売機では、ミルクティーがよく売り切れていました。
缶コーヒーには、ブラックや微糖、カフェオレなど、いくつか種類がありますが、(僕の大好きな!)ミルクティーは1種類しかないのがほとんどです。
競争率高すぎる(^◇^;)
そして、ミルクティーが買えなかった利用者は不安定に…
ジュースといえば、炭酸でもなく、フルーツジュースでもスポーツドリンクでもない、ヤクルトでも緑茶でもストレートティーでもない、コーヒーかミルクティーなんですよね。
その理由を僕なりにまとめてみました。
甘いものを欲している
基本的に障がい者さんは、支援員や保護者が健康管理をしなければなりません。
食事量やカロリー、甘いものを制限されていると思います。
甘いものに関わらず、お菓子が好きな人は多いですね。
なのでお茶やブラックコーヒーは好まれない傾向にあります。
自動販売機に必ずある
施設内に自動販売機があること自体おかしいと思われる方もいると思いますが…
自動販売機には、コーヒーは必ずと言っていいほどありますよね。
それも数種類。(ミルクティーも増やしてくれ。。。。。)
一般的にも、多くの人に好まれ、その結果、手に入りやすいものになっているということ。
逆に言えば、選択肢が限られていると言っていいかもしれませんが…。
炭酸のシュワシュワが苦手
利用者によっては、シュワシュワの刺激が嫌いな人もいます。
ミルク成分が飲みやすい
やはり赤ん坊の時から慣れ親しんでいるであろう、ミルク成分が安心するのかな?
いつもどおりの日課(ルーティン)
急な予定変更に適応できない利用者も多くいます。
ジュース1本にしても、いつも買っている時間と場所、飲んでいる時間と場所、そして肝心の飲みものが違っているだけで、次の行動に移せないものです。
正直支援員としても、突発的な出来事は勘弁して欲しい💦
余談:施設定番飲みもの
高齢者施設ならいざ知らず、障がい者施設においては、老若男女、上は80下は18と、さまざまな趣味趣向の利用者がいますが…
施設の水分補給は麦茶が多いのではないでしょうか?
確かに可もなく不可もなく、味の個性も強すぎない、ミネラルを含んだ麦茶が選ばれるのも頷けます。(緑茶が苦手な僕も飲めます!)
まとめ(希望)
他にも理由は考えられるでしょうが、あくまで僕の経験から、利用者の嗜好品にまつわる考えをまとめてみました。
ところで、僕は利用者と接していく中で、心掛けていたことがあります。
新しい経験を提案すること。
日頃から、経験が人を成長させるはずだ、という信念のもと、利用者にも機会があれば、新しいことや新しいものを提案してきました。
特に利用者の多くは食べることが好きですよね。
(食べることぐらいしか楽しみがない⁉︎かは置いといて…)
それなのに、おそらく制限された世界の中で、おそらく限られたものしか食べられない。(少なくとも僕が働いていた施設では…。)
飲みものも同じです。
いつもと違う、フルーツ味のミネラルウォーターを提案したものの、ためらい飲んでくれなかったこともあります。(ただの水だと思ったらしい)
それでも、こんなまずい飲みものがあるんだとか、体験できる。
選択肢も増え、その中から自分で選択することができるじゃないですか。
そのためには、新しい経験を提案できる環境が必要だと思います。
支援者と障がい者を応援しています!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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